「平成っ子」二百三十二話。

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    「そうやなぁ〜 広美さんが言うように伊崎さんはそうかも知れん でもそれは関心でけへんなぁ

    無理をしても広美さんに逢いとうて帰って来る その想い分からんでも無いやろう なぁ〜

    あんたも伊崎さんが チャウかぁそうやろう そうやったら互いに努力しおうて逢うべやと思うけどなぁ」

    「おじさんが言われた様に私も考えました こんなこと私から言うのは可笑しいと思いますが

    おじさんより私の方が伊崎さんの事を知って居ると思います あの頃は私以外に

    女の子の友達は居なかった様です それに女性との付き合いをした事が無いらしい

    少しの間でも話しをしたら誰でも直ぐに判る事です その事を思うと

    私と付き合った為に単位を落とす 最悪の場合大学を卒業出来なくなる それは考えられる事です

    無理をしてまで逢えません その時は良くても 先で困るのは目に見えてます

    それは絶対して欲しく無い事です ダメな事です」と言いながら

    恐ろしいぐらい真剣な眼差しでおじさんを観る その眼には熱いものが光る

    「そんなもんかなぁ〜 そりゃぁ逢えない場合もあるでぇ でも好きやったんやろう

    あの頃の広美さんは 何度もこの店に通ってやっと そうやろうチャウかなぁ おじさんは知ってるでぇ

    店先で本の立ち読みしとった広美さんを 制服姿でなぁ 伊崎さんが来るのを待っとったなぁ」 

    広美がどのようにして 伊崎に逢おうとして居たか 書店での二人の恋愛に付いて観ていたおじさん

    「そんな事まで知ってるんですねぇ 済みません 立ち読みなんかして」 そんな広美である。

     

     つづきます。

    サンシュユ

     


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      • 2017.06.21 Wednesday
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      • 11:09
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      コメント
      yodogawasyuhenさん、有難うございます。
      写真と話が合えばいいのですが、私には出来ません。
      • 藤山
      • 2016/10/21 1:00 PM
      こんばんは
      2枚目良い写真ですね。
      男女の小説にはピッタリの花です。
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